新年、明けましておめでとうございます。

組合員の皆様におかれましては、つつがなくお正月をお迎えのこととお慶び申し上げます。

ここ2年ほどの間、新型コロナウイルス感染症の脅威により、県美容技術選手権大会の中止や全国大会の延期、11月予定だった世界大会も中止となり組合活動も思うように行うことができませんでした。

そんな中、感染症予防のための、『ガイドライン実施促進事業』において組合員の皆様にご協力いただいたことは本当に感謝いたしております。

事業といたしましては、コロナが幾分収まってきた10月には、中国・四国理事長・事務担当者会議が広島県にて開催、11月には、岡山県にて、中国・四国ブロック組織強化担当者会議をすることが出来ました。美容師免許制度を守るということは多数の組合員の力で成り立っているということ。組合員を守るために全国美容業生活衛生同業組合連合会が日々邁進いただいていること。組織の力が衰退すれば私たちの職業が脅かされるということ。皆様方の力で私たちの美容業を守ることの大切さを再認識いたしました。

今年も、コロナとの付き合いも無くなるわけではないと思いますが、総会や県美容技術選手権大会、全国大会等の行事も感染対策を行い新しい形で開催できるように考えていきたいと思います。

１１月８日には、一般社団法人愛媛県生活衛生同業組合連合会主催の第４８回愛媛県生活衛生推進大会が感染対策のなか開催されました。大会内では各表彰式が行われ

令和３年度厚生労働大臣表彰を岡西ヨシ子さん（大洲）が、令和３年度愛媛県知事表彰を伊藤眞知子さん（新居浜）と上野とも子さん（大洲）がそれぞれ受賞されました。本当におめでとうございました。今後のご活躍も期待しております。

今の私達は、自分や後継者のために、先人たちから引き継いだ、美容業を守っていかなければならないと思います。

政府の規制改革においても、必要なものは残し、美容業が衛生的で、消費者に満足して頂けるサ－ビスを提供していくために、美容師の業権や資格制度を堅持していかなければならないのです。

その為には、１人でも多くの組合員の方の力が必要です。

私達自身が、組合を知り、組合がどんなことをしているか？内容をもっと知ってほしいのです。

そこで、美容組合のすべてが掲載された機関誌『　ぜ　ん　び　』を是非、購読していただきたいと思います。

コロナ禍において医療の検診や人間ドック受診が減っており、癌や重大な疾病の発見が遅れていることが確実に判明しております。特に私達の業界は、女性の方が多く在籍されております。女性特有の病気やご自身の健康管理のサポートに、そして従業員がいらっしゃるオーナー様には福利厚生として組合の「総合福祉共済制度」に全員ご加入いただくことを推奨しております。少ない掛け金で全美連独自の特別給付金もあり営利目的としない組合員のための共済となっております。

組合員は、『相身互い』同じ立場にあるものは思いやりを持って助けあうべきと常々思っている次第です。今年も予想しないような事が起きることもあるかもしれませんが日々感謝の気持ちは忘れず過ごしてまいりましょう。

結びに、本年が組合員の皆様にとって、実り多いご発展の良い年となりますよう心からお祈り申し上げまして、年頭の挨拶とさせて頂きます。